フリーランスの単価の決め方を考える。低すぎる単価はクライアントにも悪影響

最終更新:2020.08.11

フリーランスにとって適切な単価とは?

フリーランスにとってちょうどよい単価とは何でしょうか?

単価は高ければ高いほうが良いとは思いますが、高すぎて誰からも依頼が来ない、営業コストが膨大になる…のは避けたいところです。

かといって安すぎても、貧乏暇なしとなってしまうので、避けなければなりません。

私はフリーランスのWebデザイナーとして活動しているのですが、デザインクオリティに自信があり、比較的需要のある分野であったからか、単価は年々上昇傾向にあります。

フリーランスにとってちょうどよい単価は、

  • 生活に負担・支障が無く、無駄遣いをしなければ貯金もでき、余った時間にスキルアップや経理作業などを行う余裕がもてる単価
  • 営業に負担があまりかからず、仕事がスムーズに見つかる単価

という2つの相反する条件が揃う単価と言えそうです。

タイムトラッキングツールを使用して現状を把握する

フリーランスの方の中には、案件ごとの単価はもちろん把握しているけれど、1時間あたりの単価は把握していない…時間を記録していないので分からないという方もいるかもしれません。

なんとなく生活できているから問題ないか..と思ってしまいがちですが、案件や作業にかかる時間を可視化することで、

  • 案件ごとの単価が適正かどうかがわかる
  • 自分の今の1時間あたりの売上/利益がわかる
  • どの作業にどれくらい時間がかかっているかがわかり、予定や納期設定が楽になる

といった効果があります。

無料タイムトラッキングツールTogglなどを活用して、「案件名」と「工程名」ごとに作業時間をトラッキングするのがおすすめです。

タイムトラッキングの記録を元に、適正な単価を考える

タイムトラッキングツールでの記録をつけていき、5〜10案件程度の記録が溜まったら、案件ごとの単価と工程ごとの単価をまとめてみましょう。

  • 案件Aは利益35万円に対して稼働時間70時間だから時給5,000円
  • 案件Bは利益20万円に対して稼働時間80時間だから時給2,500円

という風に案件ごとに時給単価を比べることで、案件Aは収益性が良かったが、案件Bは安請け合いだった…という風な記録がたまります。

安請け合いだった案件に難しい工程が含まれているなど原因が分かる場合は、今後同じタイプの案件を請ける際の受注単価総額を上げるよう交渉する必要がありそうです。

私はWeb制作の仕事をしているので、XXページの規模のWeb制作案件に、XX時間かかった

1ページあたりXX時間かかることが予想されるため、1ページあたり時給XXXX円が確保できる1ページあたりXX円に料金表を設定。

といった風に料金設定を行っています。(同時期の複数の案件を平均して計算、トップページデザインは時間がかかるので高めに設定)

工程ごとの稼働時間はスケジュールの立案や納期の設定などに役に立ちます。

時給単価は自分の生活が安定する金額でOK!足りなければスキルアップを考える

目安とする時給単価は人によって作業スピードに何倍もの差があり、持っているスキルの需要などによっても大きく変わってきます。

私はフリーランスのWebデザイナーとして活動しているのですが、基本的に生活が安定する月収と、生活にゆとりが持てる稼働時間を設定し、そこから時給単価を設定するという少々わがままにも見える方法で単価を決めました。

(例)ほしい月収40万円 ÷ Web制作稼働時間月間80時間 = 必要となる時給単価は5000円

※稼働時間が80時間と短いのは、事務・経理作業やスキルアップなどに必要な時間を残すためです。

フリーランスになった当初は、スキルも高くなかったため、時給単価が5000円には届きませんでしたが、

  • 各作業の効率化
  • Webサイトの企画・デザイン・コーディングを一貫して請負い、収益性を上げる
  • デザイン品質を高め、高単価なクライアントと取引する
  • 時給制でなく成果に応じた単価の案件を獲得し、作業を高速化・効率化する

ことで時給単価は5000円を超え、6000円〜7000円台に到達しました。

  • 成果物のクオリティを高め、クライアントとの直契約や大手クライアントと取引をする
  • 自分ができる作業工程の幅を増やす
  • 需要の高まっている別分野のスキル習得にチャレンジ

などの対策で、自分の市場価値は高められそうです。

低すぎる単価はクライアントにも悪影響を与える

時給単価や案件単価総額を安くするのは、クライアントにとって一見利益がありそうに見えますが、異常に安い単価で請け負った仕事は、フリーランスにとってモチベーションを維持しづらく、成果物のクオリティ低下や、修正対応が投げやりになったり、継続依頼ができなかったりと、クライアントにとっても中長期的には損となる面が多いです。

途中で投げ出されたりでもしまったら、溜まったもんではありません。

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